丹頂（たんちょう）
◆丹頂の歴史◆
丹頂 原産地は中国です。 元は中国宮廷金魚の一つでした。
日本へは昭和30年代に入ってきて、広く普及しました。現在では日本でも数多く生産されています。
→写真：丹頂
◆特徴◆
丹頂鶴のように頭部が赤く染まっているのでその名がつけられました。体型はオランダ獅子頭に似ていて、全身白色ですが、大きくなるにしたがって、東部の赤い肉瘤が盛り上がってきます。
中国金魚の中でも日本人に受け入れられた成功例の一つとも言えます。（別名：レッドキャップオランダ）
◆アドバイス◆
純白の全身と頭部の鮮やかな赤を持つ頭部。中国金魚と言えば奇抜な格好をした金魚が多いが、シンプルで水槽映えするこの品種は、日本人の心を掴み、広く普及しました。
しかし中国産と日本産では頭部の肉瘤がかなり違います。中国産は赤く大きなヘルメットを被っているかのように赤いに栗生が盛り上がっていますが、日本産の肉流は中国産の半分ぐらいでかなり控えめで、僅かに肉瘤があるか多少盛り上がっているぐらい。
両方とも比較的入手が容易な品種ですし、飼いやすい品種ですので、お好みでお選びください。