金魚一道は、らんちゅう、土佐錦魚、その他の金魚を取り扱う金魚専門の販売店・通販ショップです。

LINE
03-5355-1517 11:00〜20:00 年中無休(年末年始は除く)

らんちゅう・土佐錦の飼育

土佐錦魚イメージ

苔について(土佐錦魚の本格飼育法)

苔の役割 安定水質・健康の維持(整腸)・精神安定作用

苔の手入れ

どんな苔でもないよりは付いていた方が良いですので、大事に付けておき半分ずつ新しい苔と古い苔の新陳代謝を繰り返しならが気長にいい苔へと変えていくようにして下さい。水替えの時に必ず全体を擦り、くれぐれも全部擦り取らないように注意しながら清潔に保つようにしてください。苔を食べていない容器では、付きすぎの苔を半分洗うことも必要になります。長く伸びる苔10cm以上は、巻きついたりしますので取るか短くカットします。

苔は天然の餌と重要なビタミン

午前中は動物質の餌を食べて腹をつくり、午後は苔サラダを食べてビタミンを補給しながら泳いで尾が出来ます。苔は色揚げに重要なカロチンが含まれています。

苔の種類

茶苔・立ち上げ初期に出る苔で、水質が不安定時や日光が少ないと発生

緑苔・緑の絨毯上にシッカリ付き、光が良く当たる所に出来る。

ふさ苔・筆の先のような黒い苔で成長は遅いが根が強い。

まだまだいろいろな種類の苔があるようですが、導入1ケ月くらいで茶苔が次に緑苔が、3~4ケ月でふさ苔が生えてくる感じです。

苔は水質を浄化し酸素を補給します。

苔がある容器と苔がない容器では、水の汚れに差が出ます。これは苔に水を浄化する力があるからです。また、光合成により日中は豊富な酸素を供給します。逆に苔が大量に繁茂しすぎると、夏場などに朝方酸素不足になることや、酸素過剰でガス病になることがあるので注意が必要です。常に苔の手入れを怠ってはいけません。

とくに注意して欲しいこと

近年、餌を食べさせる為に、水替えの都度、容器をゴシゴシ洗い流し一切の苔を取ってしまう飼育法がありますが、これは魚にとってよくないことです。仮に餌食いがあがりサイズアップにつながるとしても、体型的に良い魚が出来ませんのでするべきではありません。苔は餌として重要で人間でも野菜を取らないと生きてゆけません。最近では魚にストレスをかける飼育法をする方が多いのは残念です。私たち自身を魚を置き換えて考えてあげましょう。人工餌もそうです。毎日インスタント食品ばかりでは、生きていけません。たまにはすき焼きなど食べたくなるはずです。天然飼料で育てることを基本と考えてください。