ほとんどらんちゅうの仔引き経験がない 金魚一道 U による 冬眠明けから品評会エントリーまでの戦いの記録。
プロパイロットXコレクションを発表して以来、オリスはそれをとことん楽しみ尽くしてきた。その初代ラインナップのなかで、私の個人的なお気に入りは鮮やかなサーモンダイヤルだった。オリスは今年プロパイロットX カーミットを発表し、鮮やかなグリーンダイヤルのデイト窓に月に1度現れる、カエルの笑顔をフィーチャーした。そして今回、オリスはドバイ・ウォッチ・ウィークに合わせ、チューリッヒの研究所との共同研究によるレーザー技術を駆使し、これまでに見たことのないダイヤルを備えたプロパイロットX “レーザー”を発表した。
まずは最初にそのダイヤルの話から。オリスによると、角度によって光を受けて色が変化するダイヤルを作るために、製造工程上で斬新なレーザー技術が使われている。オリスはこの加工について、光をさまざまな組成に分割する表面加工を施すことで、時計を見る場所によって虹のような効果を生み出すと説明している。赤の光波は打ち消され、緑と青の光波は反射されることで、ダイヤルのクールなグラデーションが生まれるのだ。ロゴとインデックス、ミニッツトラック、スーパーコピー時計ダイヤル上のテキストにもレーザー加工が施され、立体的な効果を与えている。
ダイヤル以外に目を向けると、“レーザー”はプロパイロットXのおなじみのフォルムに、39mm径のチタンケースとそれにマッチするブレスレットを採用している。内部にはオリスのマニュファクチュールキャリバー400が搭載され、5日間という驚異的なパワーリザーブを誇る。2020年にキャリバー400を発表した当初は、性能に関する不満や批判もあったが、現時点ではすべて解消されているようだ。そして今回の発表では、ちょっとした微調整が加えられた。
オリス プロパイロットX “レーザー”の希望小売価格は81万4000円(税込)で、HODINKEE Shopを含むオリス正規販売店で購入可能だ。
このチタンダイヤルはブルーからグリーン、パープルまでの美しいグラデーションを描くが、オリスの説明によると、実はダイヤルには色の顔料は使われていない。その代わり、レーザー処理によってチタンに変化が与えられており、反射して戻ってくる光の波が可視光線のスペクトルの特定の部分だけを含むようにしている。さらに、“きらめく”レインボー効果を生み出すために、その他の処理も加えられている。
私はまだこの時計を実際に見たことはないが、優れたダイヤルを作るために採用されたエキサイティングな技術が施されていることは間違いなさそうだ。しかも、パイロットウォッチを完璧にモダンにアレンジしたプロパイロットXに自然とフィットするような仕上がりだ。こうしたダイヤルのデザインをとるのは、オリスが6時位置のデイト窓を廃止する絶好のタイミングでもあった。特に、あるカエルがそこから顔を出していたときなどはあまり気になったことはなかったが、これはシンプルな3針時計にふさわしいダイヤルであり、これ以上のものはなさそうに思える。
新しい“レーザー”の希望小売価格は81万4000円(税込)で、スタンダードダイヤルのモデルは69万3000円(税込)だ(“カーミット”は税込72万6000円で、カエルのバッグがついてくる)。レーザーテクノロジーが駆使されているためにこの値段でも十分と思えるが、約5000ドルというのは現在極めて競争力のある価格帯である。ともあれ、手首の上でレーザーショーを楽しみたい人たちにとって、新たな選択肢ができたことは素晴らしいことだ。プロパイロットXが、漫画のカエルであれ、最先端のレーザーであれ、オリスからの実験的の提案であるならば私は大歓迎だ。
基本情報
ブランド: オリス(Oris)
モデル名: プロパイロットX キャリバー400 “レーザー”
直径: 39mm
厚さ: 12mm
ケース素材: チタン
文字盤色: レーザー加工が施されたチタン
夜光: 針にブラックのスーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: チタン製ブレスレット
oris propilot caliber 400 movement caseback
ムーブメント情報
キャリバー: オリス キャリバー400
機能: 時間、デイト表示
直径: 30mm
パワーリザーブ: 120時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 21
クロノメーター認定: なし、オリスは1日あたり-3/+5秒の精度と公表している
追加情報: MyOris登録で10年の延長保証
価格 & 発売情報
価格: 81万4000円(税込)
フラテッロ(Fratello)とフォルティス(Fortis)がタッグを組み、リサイクルステンレスを使用した両者にとって初のカプセルコレクションを発表する。もしあなたが、この記事をクリックするのがちょっと遅くて、買い逃してしまっていたのではないか……と心配しているなら、朗報も用意している。
Fratello Fortis
フラテッロとフォルティスによる新作フリーガー F-43 バイコンパックスは、直径43mm、ラグからラグまでの長さが55mm、厚さ15mmのパイロットクロノグラフだ。200m防水を備えているため、空の散歩ではなく海水浴に行くことになった場合でも安心だろう。ブラウンのダイヤルにはサテン仕上げの木目が施され、5分間隔で夜光塗料を塗布した太めのミニッツトラックや、9時位置にランニングセコンド、3時位置に30分積算計が配されている。また、スーパーコピー時計 優良サイトコインエッジ風の刻みが入った両方向回転式の12時間ベゼルは、24クリックで第2時間帯を12時間表示で知らせてくれる。
Fratello Fortis
ムーブメントにはフォルティスのUW-51 パフォーマンス(ベースはセリタSW510)を使用しており、パワーリザーブは約48時間。価格は税別で2980ユーロ(日本円で約47万2300円)となっている。そして今作で最も素晴らしい点は、もしあなたが発売から3カ月後に買い逃したことを後悔するような人であったとしても、それをカバーするできるということだ。フラテッロ × フォルティス フリーガー F-43 バイコンパックス アンバーブラウン カプセルコレクションは現在25本が出荷可能で、その後さらに25本が1~2週間以内に入手可能となり、さらに6カ月後には50本の追加生産が決定されている。つまりカプセルコレクションは今後も入手可能ということだ。
我々の考え
この時計を実際に見る機会にはまだ恵まれていないが、確かに“フリーガー”のデザインに忠実で、“T(バイコンパックスとデイト表示による)”を体現しているように見える。大きく力強く、視認性に優れている。これは優秀なフライトクロノグラフにとって重要なポイントだ。
Fratello Fortis
私はパイロットウォッチについて強いこだわりを持っている。その重要なポイントのひとつは、コックピットで使うならクロノグラフが必要だということだ。視覚的な目標点がなく、スピードや距離を計算し、ターンを計測しなければならないような状況での立ち往生はあってはならないことだ。少なくともクロノグラフは要る。写真で見る限り十分な視認性を備えており、夜光も目立つので、いざとなったらこの時計に頼れば安心だろうと思っている。
Fratello Fortis
サテン仕上げで木目調のダイヤルは、これがヴィンテージウォッチではなく、ヴィンテージの時代感を楽しむための時計であるという感覚に拍車をかけている。ただひとつだけ言うならば、直径が大きいぶん、もう少しだけ薄くしてほしかった。15mmとかなりの厚みがあるものの、もしかしたら手首にしっくり馴染むかもしれないが。どちらにしろ、フラテッロの 友人たちによる比較的リーズナブルでおもしろいリリースである。
Fratello Fortis
基本情報
ブランド: フォルティス(Fortis)
モデル名: フラテッロ × フォルティス フリーガー F-43 バイコンパックス
直径: 43mm、ラグからラグまでは55mm
厚み: 15mm
ケース素材: リサイクルステンレススティール
文字盤色: アンバーブラウン、縦方向にサテン仕上げ
夜光: 不明
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: ブラウンのハイブリッドFKM(フッ素ゴム)とファブリックによるストラップ、ピンバックル付き、ラグ幅21mm
Fratello Fortis
ムーブメント情報
キャリバー: フォルティス UW-51 パフォーマンス(セリタSW510ベース)
機能: 時・分・秒表示、クロノグラフ、デイト表示
パワーリザーブ: 約48時間
巻き上げ方式: 自動巻き
価格 & 発売時期
価格: 2980ユーロ(日本円で約47万2300円、税別)
発売時期: フラテッロショップにて販売中
限定: 初期ロットが25本で、さらに25本がその1~2週間以内に出荷。さらに50本のロットは製造から発送まで約6カ月を要する。
本作は、これまでのライカ製機械式時計と異なりスイスメイドで製作され、ジャン-フランソワ・モジョン氏率いる、クロノード社と共同開発した自動巻きムーブメントLA-3001(C102ベース)を搭載する。外装デザインはウェッツラーに本拠地を構えるエルンスト・ライツ・ヴェルクシュタッテン(ライカの時計製造を担う関連会社。本社が位置するライツパーク内にある)が担当し、ステンレススティールとグレード5チタンをそれぞれ採用したケースと、インターチェンジャブルストラップが特徴。
ライカカメラと同様、実用的であるかどうか、使用・着用感が心地よいかどうかにこだわられた本作は、フラッグシップとなるブレスレットの出来はもちろん、ラバーとコーデュラナイロンのストラップにも工夫がなされた。一体型ブレスレットを備えた時計は、ラグの形状が特殊であることが多く、換装したストラップでは手首への収まりに難があるものも少なくないが、ベースとなるラバーに高い柔軟性をもたせ(コーデュラストラップもベースをラバーとして、巻き付けた構造)て、ラグ形状による制限を緩和した。
ロレックススーパーコピー本作はケース径41mm、13mm厚と現代においては標準的なサイズながら、ラグからラグの長さが46.5mm(筆者実測)とかなりコンパクトな点が特徴だ。これは日本人の細腕にも収まる可能性が高く、つけ心地に配慮した結果だと思う(なお、41mmというサイズは、顧客や欧州の時計愛好家からの声を反映した結果、最も要望が多かった値だそうだ)。
日本円の価格はまだ発表されていないが、ユーロでの希望小売価格を見ると、ステンレスモデルであれば100万円程度で展開されることが予想され(来週価格がお知らせできそうだ)、前作のZM 1、ZM 2からするとかなりアフォーダブルなプライスタグだ。ライカはこのZM11を、自社が単なるカメラメーカーとしてではなくブランドとしてやるべきこと、と位置づけている。それは、ライカオーナーに時計愛好家も多いことを想像させるが、彼らがライカとともに実用し、日常的につけられる時計をついに作ったということだと思う。
世界の一部ライカストアにて11月末に販売が開始され、その後ほかのライカストアでも徐々に展開がスタートする。
ファースト・インプレッション
僕は今回、幸運にもウェッツラーのライカ本社に招かれ、ライカZM11のワールドプレミアに参加することができた。本作のカンファレンスで、時計全体のクリエイティブを束ねるマーカス・アイリンガー氏(Marcus Eilinger)はこの時計をライカのふたつめの柱としたいと語った。もちろん、ひとつめの柱は2022年に発売されたライカ ZM 1/ZM 2であり、こちらはドイツの独立系マイクロブランドであるレーマン・プレシジョン社(Lehmann Präzision GmbH)との提携で実現し、Made in Germanyにこだわられた少量生産(年産数十本との噂)のモデル。いわばライカの哲学を体現したような時計なのだが、ライカZM11は、同社の実用品メーカーとしての側面を表現した時計なのだと思う。
「ライカZM11では、ライカが何を考え何を持っているかをお伝えしたいと考えました。我々の時計がどうあるべきか、ドイツらしさというものを加味してライカのヘリテージを時計のデザインにいかに落とし込むか。これらのことをマーカスが取りまとめて、ZM 11のデザインにまとめ上げました。彼は、これまでのキャリアのなかで非常に多くのブランドのことや、ドイツのリテーラーのことまで熟知しているわけで、今回それはとてもうまくいったと思います」
マーカス氏といえば、多くのブランドで社外デザイナーを務めた経験をもち、直近ではH.モーザーでストリームライナーを手がけた。なるほど、ZM11のブレスレットがピッチの短いコマで滑らかなつくりをしている点も合点がいく。ブルガリのオクト フィニッシモにしてもそうだが、ある程度のケースサイズの時計に対しては、コマピッチが短く手首に沿うようなブレスレットは高い着用感を叶えてくれる。ブレスレットモデル以外については、インターチェンジャブル用メタルパーツをラバー部分に、ヴァルカナイズド・インジェクションと呼ぶ手法でモールド。ケース部分とのシームレスな接合を実現していた。なお、ラグ幅は22mmとそれなりに広く取られているが、ベゼルレスのケースと相まってメリハリの効いたよいデザインだと感じた。
はたして、こうしたいつものレビューを書いてきたが、どれほどの人が心を動かされただろう。僕が本稿で伝えるべきなのはライカがいかに情熱を持ってこの時計を作り上げたかということかもしれない。
これらのワードを、社主であるアンドレアス・カウフマン氏は残した。ライカは時計メーカーになろうとしているわけではなく、純粋にライカ製品のバリエーションを拡充すべく、その対象に機械式時計を選択した。なぜなら、ブランドとしてユニークであろうとするライカのスピリットを、腕時計は体現してくれるものだからである。そんなことを、会期中に行われたカンファレンスやインタビューで、スポークスマンの皆さんが口々に語った。しかも、創業家のひとりであるエルンスト・ライツ2世がそもそもウォッチメーカーであったブランドヒストリーも、この会社が時計を作る必然のひとつとして起因するのだ。もちろん、カメラにおける存在感とは異なるだろうけれど、ライカウォッチは、たしかに独自のアプローチで他にないクラフツマンシップを込めた時計なのである。
基本情報
ブランド: ライカ(Leica)
モデル名: ライカZM 11
型番:ZM 11
直径: 41mm
厚さ: 13mm
ラグtoラグ:46.5mm
ケース素材: ステンレススティール、チタン
文字盤色: ブラック&レッド、コーヒーブラック、ブルー
インデックス: バー
夜光: あり
防水性能: 10気圧
ストラップ/ブレスレット:ケース素材に合わせたSSまたはチタン製ブレスレット、ラバー、コーデュラ(いずれもインターチェンジャブル)
ムーブメント情報
キャリバー:ライカLA-3001(クロノード社との共同開発)
機構: 時、分、秒、日付表示
直径: 30.40mm
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4Hz)
石数: 35
クロノメーター認定: なし
追加情報:日差-4〜+6秒(5姿勢で評価)
価格 & 発売時期
価格: TBD
発売時期:11月末
限定:Titanium Launch Editionは世界限定250本