ほとんどらんちゅうの仔引き経験がない 金魚一道 U による 冬眠明けから品評会エントリーまでの戦いの記録。
ロレックスは39mmのエクスプローラーを廃止し、36mmのサイズを復活させて世界中のファンを喜ばせた。そして今日、サイズは再び引き上げられ、エクスプローラーは直径40mmというかつてない大きさになった。そう、今私たちは、40mmのエクスプローラーが存在する世界に住んでいるのだ。
この時計は、サイズ以外には実質的に何も変わっていない。スーパーコピー時計 専門店ムーブメントは従来同様のCal.3230で、ケースはSSのまま、文字盤はおなじみのレイアウトとなっている。実際、この新しいラージフォーマットにおいて、ロレックスはエクスプローラーの文字を文字盤の12時位置でキープしている(39mmモデルでは、クロノメーター認定の文字の上に配置されていた)。
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つまり、エクスプローラーシリーズには今ふたつのサイズ(36mmと40mm)があることになる。というのが、今回の概要だ。
我々の考え
私たちはロレックスがまだ何を考えているのか、よくわかっていない。この40mmモデルは私たちのウィッシュリストにはなかったものだが、今実際に存在しており、魅力的であり、そして今作を完全に理解するためには実機を見てみる必要がある。
旧39mmモデルで多くのコレクターが口にしていたのは、サイズの大きな文字盤におけるレイアウトバランスについてだ。この点は、2021年の新しい36mmモデルで一応の対応がなされたにすぎなかった。そのときには、この小さなケースの大きさにしてはマーカーが大きすぎるという意見もあったため、ロレックスが単純に同じプロポーションを取って40mmのケースに配置したのかどうか、興味が湧く。
Explorer 40
エクスプローラーII(何年も前から40mmに戻して欲しいと願っていた時計)のサイズから2mm縮小している点でも、この新作エクスプローラーは興味深い。では、実際に40mmを装着してみるとどう見えるのだろう? Hands-On記事の公開をお楽しみに。
基本情報
ブランド: ロレックス(Rolex)
モデル名: エクスプローラー
型番: 224270
直径: 40mm
ケース素材: SS
文字盤色: ブラック
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブレスレット
Rolex Explorer 40
ムーブメント情報
キャリバー: 3230
機能: 時・分・秒表示
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
クロノメーター認定: あり
価格 & 発売時期
価格: 90万9700円(税込)
ロレックスがケースデザインを刷新し、新型キャリバー4131を搭載した新型デイトナを発表!
まず、一見サイズアップされたように見えるが、ロレックススーパーコピーデイトナの全バリエーションは直径40mmのままなので安心して欲しい。アップデートは微々たるもので、彼らの説明によると、以下のとおりだ。
デイトナのセラクロムベゼルは、ケースと同じ素材で枠が設けられた。
「ダイヤル全体のバランスを変更し、調和のとれた色の組み合わせにより、ダイヤル全体とインダイヤル、またはそのリングのコントラストを際立たせました。オイスターケースのデザインも一新され、ラグとケースサイドの光の反射により、その輪郭が強調されています。セラクロムベゼルのモデルでは、ベゼルはミドルケースと同じ金属の薄いリングで縁取られています」。 これはおそらく、オリジナルの手巻きデイトナのベゼルほどではない、わずかなものだと思われる。
簡単に言うと、セラクロムベゼルがケース素材で縁取られたことで、ケースに嵌め込まれているように見える。つまり、上の写真ではスティールで縁取られている。ゴールドならゴールドで、といった具合だ。私見だが、この修正によりダイヤルが40mmより大きく見えるのだが、それは錯覚である。そしてこれは素晴らしいニュースでもある。
新型キャリバー4131も、やはりロレックスらしさが全面に打ち出された。
ロレックスが自社製に切り替えた2000年以降、初めてデイトナに新型キャリバーを搭載したことが、今回の大きなニュースである。Cal.4131は、4130よりも少ない部品で、素晴らしい装飾、性能、信頼性を実現している。
クロノグラフを瞬時にスタート・ストップするための動力を制御する垂直クラッチを備えたコラムホイールは変わらない。しかし今回、Cal.4131の受け(ブリッジ)には、「ロレックス流コート・ド・ジュネーブ(Côtes de Genève)装飾を施しましたが、各筋目のあいだにわずかにポリッシュ仕上げされた溝を追加することによって伝統的なコート・ド・ジュネーブとは異なっています」とのことだ。
もちろん、ロレックス製のクロナジー脱進機とパラクロムヒゲゼンマイは健在だ。新しい“パーペチュアルローター”を搭載し、パワーリザーブは72時間となった。これらの変更は、デイトナの全ファミリーに共通している。
すべてのデイトナで、ケース、ダイヤル、そしてムーブメントが刷新された。
しかし、私を含め多くの人にとって最大のニュースは、プラチナ製デイトナにシースルーバックが追加されたことだ! これは、私の知る限り、ロレックスのスポーツウォッチで初めてムーブメントを露出させたものとなる。これはロレックスマニアの世界では一大事である。
ロレックス デイトナの裏蓋がシースルーバックに(透明)に! 世界はどこまで変わるのか?
スティール製デイトナの新しいリファレンスは126500となった。後ほど、撮り下ろし写真と詳細、感想をお届けしたい。新型デイトナの全バリエーションはこちらでご覧いただこう。
筆者は記事のなかで同じチームでレースを走り、ウィナーズデイトナを手にした長谷見昌弘氏、そして星野一義氏の個体もこの目で見てみたいと書きつづった。それから数カ月。ついにその願いが叶ったのだ! 今度は長谷見氏のウィナーズデイトナである。
長谷見昌弘
1992年のデイトナ24時間レースに参戦し、総合優勝を果たしたチームメンバーのひとり。19歳で日産ワークスオーディションに合格。1965年にレースデビュー。スポーツカー、フォーミュラカー、ラリーカーとクルマを選ばず多くの勝利を挙げ、数々のタイトルを獲得。1989、91、92年の全日本ツーリングカー選手権(Gr.A)チャンピオン。77年から積極的に海外のレースにも参戦。マカオグランプリ、ル・マン24時間レース、ニュルブルリンク24時間レース、ダカールラリー、ラリー・モンゴリアなど枚挙にいとまがない。ロレックススーパーコピー優良サイト2011年にはNISMOが結成したNDDP RACINGの監督として、全日本F3選手権ナショナルクラスに参戦。2018年のシーズン終了後にNDDPの監督を退任、その後はNISMOの名誉顧問を務めている。
ロレックスは現在、フォーミュラ1、FIA世界耐久選手権™、ル・マン24時間レース、そしてデイトナ24時間レースなど、世界的なモータースポーツイベントで公式タイムキーパー・パートナーを務めているが、なかでもデイトナ24時間レースとル・マン24時間レースでは、レースの優勝者(チームのドライバ)にコスモグラフ デイトナが贈られることになっている。その優勝者に贈られるコスモグラフ デイトナこそ、ウィナーズデイトナだ。
デイトナ24時間レースでは1992年から、ル・マン24時間レースでは2001年から優勝者にコスモグラフ デイトナが贈られているが、ケースバックにレースのロゴと優勝年を示す4桁の数字、そして優勝者を讃える“WINNER”の文字が刻印されるという点が大きな特徴である(厳密に言えば、開催年によってロゴのデザインが異なるほか、ロレックスロゴが入るものもある)。時計はその時々の現行モデルであり、基本的に通常販売されるものとデザインや機能に変わりはないが、レースの勝者だけが手にすることができる極めて希少な存在なのである。
「いただいてから普段も身につけていました。特にレース関係者と会うときにはいつもつけています。これまでにオーバーホールをしたことはないですね。だから最近ちょっと調子が悪いんですよ。リューズを回すときに変な感じがあるでしょう?」
そう長谷見氏から言われてリューズを回してみたが、実は特に違和感は感じなかった。むしろ気付いたのは、センタークロノグラフ秒針の針ズレだ。リセットプッシャーを押したときに12時のゼロ位置で止まらず、少しズレた位置に針がリセットされたのだ。これは確かに調子はよくない。だが、外装を見る限りそれ以外は特に問題はなく、むしろこの時計が30年以上前のものだと考えると、とてもキレイなものだった。
自動巻きのコスモグラフ デイトナ Ref.16520は、1988年から製造を開始し、2000年にRef.116520が発表となるまで製造されたが、細かな話をすると製造時期によっておおよそ7種類のダイヤル(マークI〜 VII)が存在していることがわかっている。長谷見氏のウィナーズデイトナはどうだろう? 詳細を見てみたい。
1992年に贈られたウィナーズデイトナということ、加えて時計のディテールを見る限り、長谷見氏のものはおそらく1991〜1994年頃(1990〜1992年頃とする説も)に製造された個体に見られるマークIV(4型)ダイヤルだと思われる。マークIVダイヤルの特徴は、12時位置の5行でプリントされたレターのうち、ROLEXの表記以外がサンセリフフォント(ひとつ前の時期のマークIIIダイヤルでは、すべてセリフフォントだった)、同じく6時位置の“T SWISS MADE T”表記もサンセリフフォント(マークIIIでは、すべてセリフフォント)になっている点にある。さらに最初期から共通のディテールだが、6時側の12時間積算計インダイヤル目盛りの“6”の数字が逆さまにプリントされて“9”のように見える、通称“逆6”になっているのも特徴。このあとに登場するマークVダイヤルでは“逆6”ではなくなり、文字盤の上下を基準に正しくプリントされた通称“正6”となる。
ブレスレットについても確認している。3列リンクのオイスターブレスレットはオールサテン仕上げ、バックルはシングルロックタイプだ。ブレスレット裏側に刻印された番号は、ブレスレット番号の78360(バックルの折り返しプレートにも刻印が見られる)、フラッシュフィット番号の503の数字が刻印されている。これはRef.16520に採用された最初のブレスレットで、1994年頃(95年頃とする説も)に新しいものと切り替わるまで使われたとされているものだ。これについても贈られた時期と一致しているため、当時のままなのだろう。
長谷見氏のウィナーズデイトナを見せていただいて気づいたのは、鈴木氏が持つものとは異なり“ブラウンチェンジ”していなかったということだ。一説によると、1991〜1999年頃まで製造されていたというマークIV、マークV、そしてマークVIダイヤルには、インダイヤルのブラウンチェンジが確認されている。長谷見氏の個体も鈴木氏のものと同じタイミングで贈られているため、製造時期は同じはず。であれば、同じようにブラウンチェンジしていてもおかしくないはずだが……。前述の3タイプのダイヤルが必ずしもそうなるというわけではないが、鈴木氏はずっと金庫に保管していたといい、長谷見氏は前述のとおり、普段も身につけていたということを考えると、おそらく使用環境が影響しているのだろう。これはなんとも興味深い事実だ。
1992年からロレックスがタイトルスポンサーとなったデイトナ24時間レース。同年のレースで、初出場ながら初優勝。しかも日本製のマシンと日本チーム、そして日本人ドライバーが初めて達成するという快挙を成し遂げたのが、日産のワークスチーム(自動車メーカーが自己資金でチームを組織したチーム)のひとつだった当時のNISMOだ。そして星野一義氏 、鈴木利男氏、アンデルス・オロフソン氏らとともに同チームのドライバーを務めたのが、今回取材をさせていただいた長谷見昌弘氏である。彼に話を聞くと、デイトナでの優勝の背後には、さまざまな事情があったことがわかった。
1990年のル・マン24時間レースでポールポジションを獲得したNISMOだったが、結果は当時の日本車・日本人ドライバー最高位となる5位入賞。チームは91年の優勝を見据えて準備を進めていた。その後のデイトナ24時間レース参戦の経緯は前回の鈴木氏の記事のなかでも触れているため割愛するが、1991年のル・マン、デイトナ24時間両レースの出場キャンセルを経た92年当時の様子を長谷見氏は次のように話す。
「ル・マンの代わりに出場が持ち上がったデイトナも、直前で出場がキャンセルになりました。これが幸か不幸か、92年のデイトナに参戦するまでに十分な時間ができたため、いろいろとテストもできたんです。だから準備は完璧だった。デイトナ24時間レースの開催は2月1日からでしたが、それに先駆けて1月の1、2、3日にテストデーがあったんです。もちろんレース本番はどうなるかわかりませんが、その時点で優勝の可能性が十分に見えていたという状況でしたね」